本場の長崎ちゃんぽん、皿うどんの味を東京で 長崎飯店@虎ノ門1丁目 [ 東京ランチ]
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退職までの残り少ない東京ランチ。
この日は、M女子、巨漢のKさんと、本場長崎の料理をいただきに向かいました。
中華料理「長崎飯店」さん。
写真は帰り際に撮ったのでお客がいませんが、いつも店内・店外に行列がある人気店です。
ここは本場の長崎ちゃんぽんを東京で食べられるという数少ないお店の1つです。
2017年1月13日放送の日本テレビ系ニュースエブリィの特集「大繁盛店のヒミツ10」で取り上げられ、こんな紹介があったそうです。
虎ノ門ヒルズが見えるところにあって、連日大行列のお店。
ランチで80食も出るという看板メニューは具だくさんの長崎ちゃんぽん。
野口製麺所の麺は2種類の小麦粉をブレンドし轟渓流の水で練った生地を3日間乾燥させて仕上げる。
こだわりのスープは鶏ガラ3豚骨1で作るスープで毎朝5時から6時間かけて煮込み旨味を出すというもの。
スープにキャベツなど10種類の具材を入れ30分煮込み盛り付ける。
野口製麺所は、長崎県佐世保市にある製麺所のことでしょう。
そこから仕入れた本場のちゃんぽん麺で作っているんです。
看板には「虎ノ門店」とありますが、都内に兄弟店があるんです。
ラーメン評論家大崎 裕史さんの記事によると、兄がここ虎ノ門店、妹が渋谷店(高田馬場に支店)、弟が麹町店(閉店)を営む、まさに兄弟店だそうです。
店内には【きたな美味い店】認定証。
フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」で、2009年12月3日から「きたなシュラン」というコーナー名で行われていたけれど、2010年11月4日の放送回から「きたな美味い店」にコーナー名が替わったあとのものです。
取材のとき、とんねるずの木梨が壁に偽ペレのサインをして、それが残っています。その写真は過去の記事をご覧ください。
⇒本場長崎の味のチャンポン 長崎飯店
テーブルがあるコーナーの壁には五島列島の凧「ばらもん凧」が飾ってあります。
「ばらもん凧」とは何かについては、この過去記事をご覧ください。
⇒五島のバラモン凧について:壱岐・鬼凧、平戸・鬼洋蝶、長崎バラモン凧などと
さて、ランチのオーダーは、チャンポンか皿うどんです。
長崎の皿うどんは、太麺と揚げた細麺の2種類がありますが、ここのは細麺の方の皿うどん。2種類の皿うどんがある理由は塩崎省吾さんの本に詳しく書かれています。
中華のメニューがあるけど、チャンポン・皿うどん以外のオーダーを見たことがありません。
カウンター席の後ろに並んで順番を待っている間に、フロア係りの男性が着席のタイミングを見計らってオーダーを聞き、席を指示してくれます。
チャンポンにするか皿うどんにするか、いつも迷うのですが、今回はチャンポンにしました。同行のM女子は皿うどん、巨漢のKさんは皿うどん(当然)大盛りです。
◆チャンポン
豚肉や海鮮系の具材が、とにかくいっぱい載っている。
ラーメン丼ではなく、底の浅い丼に入ってます。
向こうに見えるのはM女子の皿うどん。
「長崎では皿うどんにはソースをかけて食べるんですよ、酢なんてかけないのよ!」と事前にウルサイお節介。途中でウスターソースをかけて、味変して楽しまれていました。
店名入りの箸袋から割り箸を取り出して、では、いただきます!
鶏ガラ3、豚骨1で作るスープは、いっしょに煮た具材の出汁がしっかり出ていて、とにかく旨い。
極太のチャンポン麺。モチっとした食感が独特です。
チャンポンは、胡椒を効かせるのがいいですね。
長崎では、皿うどんと同じくチャンポンにもソースをかける人も中にはいるようですが、それは一般的ではないみたい。
美味しいスープを飲み干して、完食!
やっぱり旨いですわ。
「在京長崎人が見つけた長崎ちゃんぽんのススメ@江戸」という冊子があります。1997年のもので、古いですけど、本場の長崎チャンポンがいただける名店が並んでいます。それを片手にちゃんぽん巡り、なんてやればよかったなぁ。⇒在京長崎人が見つけた長崎ちゃんぽんのススメ@江戸(pdf)
ごちそうさまでした。
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