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ふんわりご飯にかつお本節をふりかけて お米屋 のち。@茨城県土浦市 [ 茨城県]

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土浦市天川団地にあるお米屋さんを再訪しました。

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「お米屋 のち。」さん。 ⇒Instagram: @nochi5883
「リラクゼーション のち。」も同時営業されている、ちょっと変わったお米屋さん。

前回の記事でお米を購入しましたが、今回は別のお米を購入しようと思います。
過去記事⇒「ふっくらご飯」が炊けるお米があります

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(以前の写真)
ご主人がお米屋さんを経営、奥様がリラクゼーションを担当されています。

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この日もお米を買いに伺いました。

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(以前の写真)
前回買ったのは、ふっくらごはんが炊けるお米オリジナルブレンド米「のち。」。⇒「ふっくらご飯」が炊けるお米があります

今回は、大粒でふんわりした茨城県産「ほしじるし」を購入してみました。

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棚にある商品は「のち。セレクト」おいしい商品

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上段にあるのは、黒米コシヒカリ「美食同玄米」の製品。
黒米コシヒカリは、「RIZO」さんが開発したお米。⇒Instagram:@rizonookome

そこが販売している製品が、パックごはん「揚げたがね」
先日の記事でご紹介しました。⇒ふんわりおにぎり屋さん、ふっくらお米屋さん

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下段にあるのは「ムトウ削節店」の削節
お店は、土浦駅西口の「土浦セントラルシネマズ」の近くにあって、1933年創業の削節専門店。⇒Instagram:@mutou_kezuribushiten

「本節」という本物の鰹節です。
「本節削り」は、酒のつまみとして食べても美味しい、って。
「粉鰹節」は、そのまま塩といっしょにご飯にかけても美味しい、って。

ところで、ひとくちに「カツオ節」と言うけれど・・
スーパーで私たちが普通に買う「花かつお」は本来の鰹節じゃない、って知ってますか?どういうことかは、後ほど。



さて、購入したものたちをご紹介。

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◆ほしじるし5kg

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茨城県産ほしじるしを「のち。」さんが精米・袋詰めしたお米です。

「ほしじるし」は、つくば市にある農研機構作物研究所が開発し、2014年に品種登録された品種。
コシヒカリに比べて、あっさりとしてやや粘りが少なく、粒がやや大きくしっかりしているのが特徴だそうです。
収量が多く価格が安くできるので、業務用の米として期待されている品種だそうで、「はま寿司」や「すきや」で使用されているという情報があります。


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炊飯器で炊いたところ。

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コシヒカリよりもしっかりした食感がある。
だからカミサンとわたしは、このお米の味が好きです。

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「ムトウ削節店」削り節

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◆粉鰹節

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カツオ荒節サバ荒節を削った粉末部分。
原材料名の「かつおのふし」「さばのふし」は、後で述べる「荒節」のこと。
鹿児島県産の荒亀節の最高級品と、鹿児島県枕崎産の丸鯖を粉末にしてブレンドしているそうです。

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細かな粉末が見えます。

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袋から出すと細かな節。そしてとってもいい香りが強くします。
香りが強いのはサバ節も入っているせいですね。

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そのまま白飯にかけてみた。

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うんま!w(゚0゚)w

口に入れたとたんに、すっごいいい香り。
そして旨みが強い!
これだけでご飯が進む味と香りです。

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粉鰹節に醤油を混ぜたもの。

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うんめー!(≧▽≦)

醤油の旨みと香りが加わって、強力な旨さです。

これさえあれば、おかずはいらない。

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◆本節削り

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こっちは鹿児島県産の「かつおのかれふし」枯節と書いてある。

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パッケージから出すと鰹の香りが上品。

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こんな薄切りだけど、食べると旨みが強い。
いつも食べている花かつおとはえらい違いです。
この「本節削り」は、酒のつまみとしてそのまま食べても美味しいって。

最後に、本物の鰹節について。

カツオ節は以下のようにつくります。
煮たカツオの骨を取って成形した「節」を焙乾(燻製させながら乾燥)させる。これが「荒節」。焙乾は燻製と休憩を十数回行いますが、一度だけ焙乾したものが「生節」とか「なまり節」です。
その荒節を天日干しして、カビを繁殖させ、そのカビを削ってさらに天日干し・カビ付けしたのが「枯節」。これが本来の鰹節で、コクが強い。
そしてカビ付けを3回以上行ったものが「本枯節」です。 「本節」とはこの「本枯節」のこと。
原材料名で、本節は「かつおぶし」、荒節は「かつおのふし」と書いてあります。スーパーで売られている「花かつお」は、カビつけ無しの「荒節」を削ったもの。だから本来の鰹節じゃない。

「粉鰹節」の原料の「荒亀節」について。
普通の鰹節は、カツオを3枚におろし、さらにその半身を背と腹に分けます。背側は「雄節」、腹側は「雌節」と呼ばれます。3kg以上のカツオはこのように4つに分けますが、3kg以下のカツオは半身にだけ分けます。この半身の鰹節は亀の甲羅のように楕円なので「亀節」と呼ばれます。
なので、荒亀節は亀節の荒節のことです。


機会を見てムトウ削節店さんへ行ってみたいなと思ってます。

ごちそうさまでした。

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