もとはパウンドケーキの有名店だったパン屋さん いちごハウス@茨城県龍ケ崎市 [ 龍ケ崎市]
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竜ヶ崎駅前商店街にある小さなパン屋さん。
リブラにあった以前に、意外な歴史があることをご紹介します。
「いちごハウス」さん。
かつて関東鉄道竜ケ崎駅(JR龍ケ崎市駅じゃないよ)のすぐ近くにあったショッピングセンターリブラ。その1階にあったパン屋さんです。
そのリブラが2020年1月末に閉館になったため、パン屋さんも閉店へ。
そして3月、ここに移転オープンしました。
以前の記事⇒リブラから移転して小さなパン屋でやってます いちごハウス
とても小さなお店で、ここではパンの販売だけ。
製造は、阿見町のマイアミショッピングセンターにある「いちごハウス阿見店」で行っています。
ただしそこの店名は、いまは「麦のつぶやき」。
その事情についてご主人に伺ってみました。
2020年1月末にリブラ店の閉店のとき「麦のつぶやき」を譲り受けたそうです。
だから阿見町の「麦のつぶやき」は、店名は以前のままだけれども、オーナーと中身は「いちごハウス阿見町店」です。
そして2020年3月、販売店の「いちごハウス龍ケ崎店」を開店しました。
以前の記事⇒茨城県のマイアミにあるベーカリーショップ、実は「いちごハウス」なのです 麦のつぶやき
以上は、リブラ以後の経過についてです。
いちごハウスさんがリブラに来たのは2010年のこと。今日の記事は、リブラ以前の「いちごハウス」さんの歴史についてです。
リブラ以前の歴史を語る商品が、いまもお店にしっかりあります。
まずは、そのことから。
お店に入って左側。
「伝承のパウンドケーキ」。
何が「伝承」なのか?
「いちごハウス」の歴史をHP(いちごハウス.com)やご主人のお話からまとめると以下のようなことらしい。
アメリカ、カリフォルニア州にあるスタンフォード大学の施設であるスタンフォードショッピングセンター。そこのMcGavin’s Bakeryのパウンドケーキが人気だった。
仙台のベーカリーオーナー原田能也氏が日本でもその味を広めようと決意。
日本でパウンドケーキを製造・販売します。
千葉県の工場で製造し、成城石井などで販売しました。
それが「いちごハウス」。1980年頃のことです。
当時の一般的なパウンドケーキは、パン職人が片手間に作るパサパサ、ボソボソとしたものでしたが、いちごハウスが作るアメリカンスタイルのパウンドケーキは、しっとりとした口当たりでボリュームもあった。
それが好評を得たので、1998年3月には神田に実店舗をオープン。
その後、神田の店舗や工場を閉鎖。
2代目の現オーナーが2010年に龍ケ崎のリブラにオープン。
こうして「いちごハウス」さんは、元々はパウンドケーキが本業でした。
今もあるパウンドケーキは、アメリカのお店の味を伝承するものなのです。
パウンドケーキのチラシ。
お店に並んでいる12センチのミニを購入しました。
◆ざくざくオレンジ
帯に印刷されているHPのURLは間違っているので、アクセスしないでください。
トップにオレンジスライスが2つあって、面白い形ですね。
しっとりとして美味しいパウンドケーキです。
これが税込み378円は安いと思います。
あわせてパンも購入しました。
◆さくさくフレンチ
ライ麦入りで、イーストと塩しか入っていないリーンな食パン。
皮が柔らかいけどフランスパンなんです。
前日の残り物なので100円で購入できました。
◆元のレーズンパン
前回、気に入ったので、また購入しました。
レーズンがいっぱい入っていて美味しいです。
オシャレっぽくないパン屋さん、実はパウンドケーキが美味しい。
次回はスコーンやマドレーヌを購入しましょう。
ごちそうさまでした。
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