茨城にも東京チャンポンありますよ らーめんハウスかざぐるま@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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東京の町中華には「東京ちゃんぽん」というご当地チャンポンがあります。
長崎チャンポンとは異なる料理。でもwikipediaに載っていない。
それは玉子とじあんかけラーメンです。
下関マグロ氏が町中華探検隊『町中華とはなんだ』(立東舎、2016年)で「東京チャンポン」について書いています。
「東京の町中華のチャンポンは実に多彩だが、どれも本場長崎のチャンポンとは似ても似つかないものばかりで面白い。町中華では、それぞれのチャンポンを作り上げている。」(133ページ)。「一番多いのは『大宮飯店』さんのような肉、野菜をあんかけし、溶き卵が入ったものだ。店によっては具材や味付けは違う。」(191ページ)。「基本は塩味のスープに具材はその店によって違うが、溶き卵を入れているところが多い。」(192ページ)。
そんな東京チャンポンがわたしの地元の珍来にありました。
⇒長崎じゃない、東京チャンポンここにあり 珍來茎崎店
⇒東京チャンポン、名前を変えて健在です 珍来ひたち野東店
東京発の珍来以外にも、きっと東京チャンポンがあるに違いない。そう思って探し回っています。
「らーめんハウス かざぐるま」さん。
お店の外観は、シアンブルーの壁に出窓、そして赤茶色の屋根にドーマがあって、南欧風の洋食レストランみたい。
看板には「丼物・定食」とか「お座敷有ります」なんてあって、食堂みたいな町中華のお店です。
店内は左手にベンチシートが4卓とカウンター席、右側には座敷に3卓あります。
メニューは前回と変わってませんね。
セットメニューに惹かれます。
でも今回は東京チャンポン狙い。
醤油味にチャンポンメンありますよ!
よし、そいつをオーダーです。
「チャンポン」じゃなく「チャンポンメン」という料理名ががここの特徴ですね。
◆チャンポンメン
青い反高台丼で登場です。
野菜いっぱいのあんかけ麺。そして餡の中には溶き卵が入っている。
まさに東京チャンポンです。
スープは醤油味。出汁は、鶏ガラとトンコツみたい。醤油ラーメンと同じスープです。
麺は、ツルツルした食感の中細麺。これもラーメンと同じ。
野菜いっぱいの餡がかかっているところが普通のラーメンとは違う。
具材は、白菜がメインで、ホウレンソウにタケノコ。
豚肉とキクラゲも入っている。
醤油ラーメンがベースなところは珍来と同じです。
東京にある東京チャンポンは、塩味が多いらしいけど、茨城では醤油味が多いのかな。
海鮮系の具材は入っていなくて、醤油タンメンの具材をあんかけにしたもの。
野菜の旨みたっぷりで溶き卵が入って、満足感があるラーメンです。
ごちそうさまでした。
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