優しく懐かしい味の札幌味噌ラーメン 千成亭@茨城県牛久市 [ 牛久市]
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原因は、札幌の「ゆりや食堂」の記事の訪問者数が706もあったためです。
⇒移転オープンした老舗大衆食堂にて ゆりや食堂@札幌市
2022年1月25日(火)放送のTBSテレビ「マツコの知らない世界」の「中華そばの世界」で紹介されたからみたい。ビデオに録画し忘れていて、観れないのが残念です。
とんちゃんは札幌育ちの道産子。ソウルフードの1つはラーメン、しかも味噌ラーメンが好きです!で、今回は、味噌ラーメンを食べに中華店へ向かいました。
「千成亭」さん。
1979年創業の地元では古い中華店。現在のご主人は2代目です。
「中華料理」じゃなく「中国料理」を掲げています。
本場中国の料理を提供しているゾ!という気概です。
前回いただいたごま味噌ラーメンがかなり旨かった。
⇒ごま味噌ラーメンは龍ケ崎味噌が効いた味噌タンタンだ! 千成亭
それで普通の味噌ラーメンもきっと旨いだろう、と思ってやって来ました。
でも実は、これまではこのお店の味噌ラーメンは避けてたんです。
理由は、これ。
七味唐辛子が置いてあるから。
味噌ラーメンの薬味は一味唐辛子なのだ!
だから七味唐辛子を置いてある店の味噌ラーメンはオーダーしない!が鉄則。
ところが、これが大きな誤解(?)だったんですよぉ。
どういう誤解かっていうと・・・それはのちほど。
さて、メニューを確認。
味噌ラーメンが「サッポロラーメン」なのね。
「サッポロラーメン」と「サッポロタンメン」があるぞ。しかも同じ料金で。
どう違うのか伺ったら、サッポロラーメンはモヤシだけ、サッポロタンメンはモヤシ以外の野菜も入っている、だって。そんならタンメンがいいかな。
ということでサッポロタンメンをオーダーです。
ところで、札幌ラーメン=味噌ラーメンという理解だから、札幌タンメン=味噌タンメンってことなんでしょうね。
たしかに札幌ラーメン=味噌ラーメンという理解が一般的。でもそれ、間違いですよ!札幌ラーメンには、塩、醤油、醤油があって、決して味噌だけではないのよ。
◆サッポロタンメン
淡色の鳳凰が描かれた反り高台丼で登場です。
たっぷり入った味噌スープ。
チャーシュー、メンマなどのトッピングはありません。
炒めてからスープで煮た野菜がいっぱい盛られています。
味噌スープは淡い味。ニンニクが効いています。
鶏ガラ、豚骨の出汁でしょうか、決してコテコテじゃありません。そこにラードと寝かせた味噌ダレが溶けている。スープで煮た野菜の旨みも加わっています。
札幌の昔からあるラーメン店で出されるような、優しい味の味噌ラーメンです。
麺は中細の縮れ麺。やや硬めの茹で加減です。
具材は、モヤシ、タマネギ、キャベツに細切れ肉を炒めてスープで煮たもの。
キクラゲが入っているのは、中華店らしいところ。
札幌味噌ラーメンの薬味は、胡椒じゃなくて一味唐辛子です!
でも、カウンター上にあるのは七味唐辛子。
鉄則に、完全に反するけど・・・ま、しかたないか。(*´ο`*)=3
ところが!
中身はなんと、一味唐辛子!( ̄□ ̄;)
結果的には大正解です。
でもさ、七味の容器に一味を入れるなんて、紛らわしいことやめてよぉ。
辛さが足りないので、お店自家製の特製辣油も加えました。
炒めてスープで煮た野菜が旨いです。
鶏ガラ・豚骨系の優しい出汁に味噌ダレのコクが合わさったスープ。野菜の旨みも加わっていて美味しい。昔懐かしい札幌味噌ラーメンの味です。
麺が中細なのは個人的には残念だけど、この優しい味のスープなら悪くありません。
札幌ラーメンは野菜たっぷりのものが多いですけど、茹で置きした野菜をトッピングしているのではありません。オーダーを受けてから強火の中華鍋で野菜を炒め、スープを注いで煮ます。この作り方はタンメンと同じです。
千成亭の店主はそんな札幌ラーメンの作り方をご理解されていてうれしい限りです。
ごちそうさまでした。
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