寅さんも立ち寄った大衆食堂 吉乃屋@茨城県つくば市 [ 茨城県]
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牛久沼に注ぐ谷田川に架かる茎崎橋。その東側たもとに大衆食堂があります。
「吉乃屋」さん。
釣り客用の【貸ボート・つり具】のお店なので、開店が早朝5時と超早い。
ランチ時には地元の客で賑わっている大衆食堂です。
しかし古びた建物のせいからか、地元民と釣り客以外は寄り付かない。2014年に食べログ初の記事を投稿したら、ノスタルジーを愛する投稿者の記事がボチボチと増えています。
⇒こんなところに、しっかり大衆食堂あり 吉乃屋
⇒惚れてしまった大衆食堂 吉乃屋
ここのすぐ北にある森の里団地は、「男はつらいよ」の第34作「寅次郎真実一路」(1984年公開)のロケ地です。マドンナは、ハスキーで色っぽい大原麗子さん。人妻役の彼女が、その団地に住んでいるという設定でした。
映画に数回登場する小舟は、この食堂が貸し出したものだそうです。
※記事の最後に森の里団地の写真を載せます。
店内は、木製のテーブルにパイプイス。このチープさがいいんだな。
小上がりもあってゆっくりできます。
渥美清さんと大原麗子さんのサインがありますよ。ひっそりと。
2人がお店に立ち寄ったようです。
そして渥美清さんと女将さんとのツーショット?
・・じゃなくて、「筑西の寅さん」こと植木定男さんと。
寅さんのそっくりさんとして、ロケ地巡りをしているらしい。氏名を歌にした「姓名歌」が得意で、隣の色紙にあるのは女将さんの名から作った姓名歌。
こちらは店主の姓名歌です。
さて、メニュー。
料金がみんな値上がりしてました。
テーブル上にもメニュー。
これまでにいただいたのはラーメンと焼きそばで、ご飯物は未食です。
なので今回は定食にしたい。でもチョイスに迷うなぁ・・。
で、ニラレバー炒め定食に。
料理が出来上がるまでにちょっと時間がかかります。
お客が意外に多いせいもありますし、調理担当のご主人がご高齢なせいもありますから。
◆ニラレバー定食
お盆に載った料理の数が多いぞぉ!w(*゚o゚*)w
小皿料理が4枚もある。
ところでレバーとニラを炒めた料理は、「ニラレバ」なのか、「レバニラ」なのか?どっちだと思いますか?
ニラが多いとニラレバで、レバーが多いとレバニラ、とか?
中国名では「韮菜炒牛肝」あるいは「韮菜炒猪肝」だから「ニラレバ炒め」。「ニラレバ」が本来の料理名なんです。
「レバニラ」の名を世に広めたのは、天才バカボンのパパだそうで。(⌒▽⌒)
割り箸は、昭和レトロな箸立てに納まっている。
上の蓋を持ち上げると、箸が出てくるヤツ。いやー、懐かしー!( ^∇^)
では、まずは味噌汁から。豆腐とワカメ、そしてネギが入っています。
メインのニラレバー炒め。
レバーがいっぱい入っています。
そのレバーに臭みがない。いい仕事していますね。
ご飯は丼飯。
そして副菜が充実しています。
冷奴。
レンコンの煮物。
ゴボウのキンピラ。
そして自家製の漬物。
デザートのリンゴまであります。
そして乳酸飲料!
- ショップ: 食品のネットスーパー・さんきん
- 価格: 242 円
しっかりとランチをいただいた後で、寅さんのことなど、いろいろとお話。
これからもご健康でお店を続けてくださいませ。
ごちそうさまでした。
後日、「男はつらいよ」のロケ地になった森の里団地に行ってみました。
団地の西端は谷田川沿いにあります。
川沿いのこの土手を、寅さんとマドンナ・大原さんが歩いていました。
そこになんと、白鳥がいる!w(*゚o゚*)w
しかも車道を堂々と歩いたりしてる!(*゚Д゚*)ェ…
なんとも優雅でのんびりとした団地です。
ちなみにこの白鳥は、くちばしがオレンジ色のコブハクチョウ。なんと皇居から譲り受けたつがいが殖えたもの。そのため、みなさん白鳥に優しいんでしょうか。
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