戦後を生きた食堂で昭和のランチ ゆりや食堂@札幌市 [ 愛しき食堂]
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この秋のことを記事にしますね。
ランチどき、地元の食堂へ向かいました。
地下鉄「18丁目」駅の南側。
レトロな木造の長屋に食堂があります。
「ゆりや食堂」さん。
紺色の暖簾に書かれた字を読めますか。
これで「きそば」と読むんです。
これは「変体かな」というひらかなで書かれたもの。
「ひらかな」は、漢字を崩してつくられているのは、ご存知と思います。
「万葉仮名」からつくられたもので、同じ音に数種類の文字があました。
でも明治になって、ひらかなが統一されたため、それ以外は異字体の変体かなと呼ばれれいます。
標準のひらかなでは、「そ」は「曾」、「は」は「波」を崩したもの。
しかし変体かなには、「楚」(そ)を崩した「」、「者」(は)を崩した「」があって、それで「そば」を「゛」と書きます。