中国で大人気・中華ブリトーの隠れた名店に再会 パンさんの店@茨城県つくば市 [ 茨城県]
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2023年1月15日(日)、女化にある酒屋「松蔵屋」さんで「まつくらマルシェ」が開催されました。
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そこに来ていたキッチンカーでおいしいものをいただきました。
「パンさんの店」さん。Instagram⇒@pansannomise「パンさんの店」はつくば市松代にオープンした中華料理店。
過去記事⇒中国家庭料理のテイクアウト店がオープン!料理人のパンさんは日本人だよ
実店舗はテイクアウト専門店。
そのキッチンカーは、いま中国で大人気のスナック「煎餅菓子」のお店です。
「煎餅菓子」は日本のせんべいとは無関係。
クレープに具材を挟んだようなもの。このお店では中華ブリトーと言ってます。
山東省で生まれ、天津、北京を経て、いま中国で大人気で、世界へ広がっています。日本では2019年末に横浜中華街に初登場し、限られた店でだけ食べられます。
そんな「煎餅菓子」の茨城県で唯一のお店がこのキッチンカーです。
※つくば市にも煎餅菓子のお店があるので「唯一」じゃない。訂正します。
記事⇒エスニック食品スーパー併設の中国料理店に中華クレープ・煎餅果子あります
「煎餅菓子」のサンプルがあります。まぁ、こんな感じ。
このお店の煎餅菓子は、中国人留学生の間で口コミで広まって、東京から食べにくるという隠れた人気店です。
本場中国の煎餅菓子に近い、というのが留学生に人気の理由らしい。
モチっとした生地が本場の味の近さ。
秘密は、つくば産の小麦・ユメシホウ100%を使用しているから。
ユメシホウはパン用の小麦で、グルテンが多いから、モチッとしっかりした生地になるみたいです。
煎餅菓子は、横浜中華街や東京に専門店が誕生しました。しかし現在は休業状態みたい。
店舗を構えるのは難しい、ってことでしょうか。
そうすると、このお店の存在はますます貴重になってきてますよ。
メニューの看板。
キッチンカーに貼ってあるメニュー。
おや、メニューがずいぶんと増えたんじゃない?
メニューは変わってないそうです。
以前は具材の種類を列挙していましたが、わかりにくいので、それぞれをベースとプラスのトッピングとに分けて書いたから、増えたように見えるんだって。
手抓餅や中華ドッグもあります。どっちも未食。
手抓餅は、台湾屋台のスナック。生地に油の層が幾重にも織り込んであるので、クロワッサンのような食感に焼きあがるそうです。
中華ドッグは、フランクフルトにタマゴを巻いこの店オリジナル。
ドリンクも各種。
あれ?「肉末」って、以前にはなかったよね?
「肉末」ってなに?
「肉末」(ロウモー)は、中国語で肉そぼろのこと。
鶏肉を細かく裂いて、さらにソボロ状にした自家製肉末だって。
へぇ、どんなものだろ。
ということで肉末の煎餅菓子を1つオーダー。
辣油の辛さを選べます。
今回は控えめにして「辛さ多め 2/3」にしました。
煎餅菓子は、焼き上げるまで少々時間がかかります。
焼き上げから完成までの写真のパネルがあります。
皮の焼き上げから煎餅菓子を作成する工程は面白いですよ。
「鏊子」(アオズ)と呼ばれる丸い鉄板の上で皮を焼きます。(以前の写真)
過去記事⇒茨城初上陸!いま中国で大人気の中華ブリトー=煎餅菓子がキッチンカーで
紙製の袋に入っています。
◆肉末煎餅菓子
こっちが表側。卵の黄色とネギの緑、胡麻の黒が表面に散らばっていてキレイです。
折り目がある裏側。
断面。キャベツや肉末がいっぱい。揚げ煎餅も入ってる。
キャベツのシャッキリ食感、モチっと柔らかい皮、パリッとした揚げ煎餅のアクセント。
肉末がうまい!肉の味が凝縮されている感じ。
そして自家製のタレが、スパイシーな味噌味で旨いんですよ。
そこに自家製辣油のピリッとした辛さ。
肉末は前回のウインナーよりも旨いよ。
これはオススメですね。
ごちそうさまでした。
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