SSブログ
 

日本式寺院に金ピカの大仏 宝覚禅寺@台中市 [ 神社仏閣]

この投稿をInstagramで見る

とんちゃんさん(@tonchannikki)がシェアした投稿 -

 

カミサンと台湾ツアー。
台中のホテルを出発して、台中市内を観光。

P1310678
宝覚禅寺
昭和3年(1928年)に建立された臨済宗妙心寺派のお寺。
そう、日本の仏教のお寺なんです。

寺の前には日本式の灯篭
そして狛犬じゃない2体の白い象
伝説によると、お釈迦様は白象の姿になって母の胎内に入ったとされています。
だから象は釈迦の化身なんです。

でも、なんで日本のお寺なのか?

日清戦争の結果、下関条約によって1895年に台湾が清国から日本に割譲されました。
それから第二次大戦後の1945年のポツダム宣言で中華民国に返還されるまでの約50年間、台湾は日本の統治下にありました。
その日本統治時代の1928年に、日本のお寺が建立されたのです。


日本人は、お盆にはお墓参りする仏教徒、そして新年には神社に初もうでする神道が多い。
でも台湾は、いろんな宗教が混在、融合しているんです。
そんな台湾の宗教については、後日、記事にしようと思います。

 

P1310679
さて、大きなコンクリートの建物の中に本堂の宝覚禅寺があります。
本堂は、上段部分は台湾流にレンガ造りですが、下段部分は日本流の木造

1999年に発生したマグニチュード7.7という巨大な台湾中部大地震のせいでお寺も被害を受けました。
本堂の改修の際には、台湾に修理できる人がいなくて、日本から宮大工に来てもらったそうです。
そしてコンクリート製の建物が建造されました。

 

続きを読む


 
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感